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硬骨魚綱スズキ目スズキ亜目サンフィッシュ科 ブルーギル
Lepomis macrochirus Rafinesque
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魚貝類の物知り度
★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ
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魚貝の物知り度/★★★
■食用として流通はしていないが、各地で食用とされている
 北アメリカ蝋南部。
 利根川に、ともえ網という小魚をとる待ち網がある。本来は口細(もつご)やワカサギ、小ブナなどを狙うもの。この網の中でもっとも数が多く目立つのが本種であった。「大きくなると食べられるっぺ」ということであるがそのときにとれたのは稚魚や大きくても10センチほどのもの。大量のブルーギルを選別して放したのちに船着き場に戻るとブルーギルを狙う子供たちが岸壁に並ぶ。
●ブラックバス、ブルーギルなどの移入種のことは議論喧しい。この是非をみるに漁(食べる)はしないが、スポーツや娯楽としてとらえた釣り師たちの世論の大きさにビックリする。ただ個人的に言わせてもらうと、このスポーツとしての釣り師たちあまりに自然に対して生態系に対して無関心ではないか。コイ目を主体とする淡水の魚類生態系にスズキ目の魚類を同居させること、これは明らかに自然破壊ではないか。我が国の淡水の生態系はスズキ目の魚はオヤニラミなどわずかな種しか棲息していない。これによってコイ目、サケ目(キュウリウオ科)などは繁栄してきた。そこにぽつんと外来魚を放ち、国産種に脅威を与えてしまう。しかも今ではわずかにしか残っていない淡水漁師たちを根絶やしにしようとしていいと思っているのだろうか?
■まだ食べていないのであるが、唐揚げやフライはうまいのであるという。また淡水魚を生で食べるのは危険かもしれないが洗いもうまいという。
●千葉県小見川町八本さん。黒部川



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