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◆食べてみる◆
この魚だけは塩焼きに限るとしておきたい。
刺身にも煮つけにもできるが塩焼きがいちばんうまい。この伝で、干物も最上級のもの。特に夏の日ざしがジリジリと汗がシャツを濡らすほどに暑い時期。夕飯にタカベの塩焼きは風物詩とでも言えそう。
他には刺身、煮つけなどになる。
●寿司に関しては寿司図鑑へ!
同定/『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)
参考文献/『日本の海水魚』(岡村収、尼岡邦夫編・監修 山と渓谷社)、『新釈魚名考』(榮川省造 青銅企画出版)
■がついたものは引用部、もしくは参考文献あり
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魚貝の物知り度/★★★ 知っていたら通人級
食べ方◆塩焼き(干物)/煮つけ/刺身
◎非常に美味
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市場での評価・取り扱われ方◆関東の市場には伊豆諸島などからときどき入荷してくる。値段は高値安定。
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タカベの基本◆
■塩焼きの魚と考えられている。
■脂が強い魚。
■春から夏の魚。
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生息域◆■本州中部から九州の太平洋側。
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生態◆
■産卵期は8月から10月。
■動物プランクトンを食べている。 |
大きさ◆■20センチ前後になる
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漁獲方法◆■定置網
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漢字◆■表示できない。
由来◆「たかべ」は高知県、伊豆地方での呼び名。“たか”は漁村用語で岩礁域の意味。“べ”は魚を表す。
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呼び名・方言◆■「とこや」、「あじろ」、「しまうお」、「ほた」、「いぼち」、「べんと」、「しゃか」。
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釣り◆千葉県外房から、伊豆諸島までコマセカゴつき方天秤仕掛け、オキアミエサなどで釣る。
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三重県尾鷲市産の干物。とても味わい深く、そして脂がのっている。『一日一魚』の岩田さんに送っていただいた。 |
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