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顎口上綱硬骨魚類綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系
スズキ目スズキ亜目フエフキダイ科メイチダイ属
シロダイ（sirodai）
魚貝の物知り度
★★★★★ 知っていたら学者級
| 学名 | Gymnocranius euanus Günther,1879 |
| 外国名 | 英名／Drab large-eye bream |
| 同科同属 | 他のフエフキダイの仲間へはここから！ |
| 漢字・由来 | 漢字／白鯛 由来・語源／鯛型で白いため。身が白いため。 |
| 代表的な呼び名 | |
| 地方名・市場名 |
小笠原でギンダイ（銀鯛）。 |
| 形態 | 50センチを超える。側扁（左右に平たい）し、目が大きい。はっきりしない場合が多いが目を貫通する暗色帯があり、鱗に黒い斑文が不規則にある。 |
| 生息域 | 海水魚。鹿児島県以南、小笠原。～西太平洋。 サンゴ礁、100メートル前後までの浅場。 |
| 生態 | |
| 基本情報 | 国内では熱帯・亜熱帯域にいるもので、産地では重要な水産物。 小笠原地域を圏内に持つ東京都でも比較的目にするもの。 沖縄では刺身に、まーす煮などに多用される。 上品な白身でどちらかと言えば高級魚。 |
| 水産基本情報 | 水産物としての重要度／★★ 地域的な水産物 市場での評価／関東などでは入荷量は少なく、やや高値。鹿児島県以南では一般的な食用魚なので、ひんぱんに取引されて、やや高級。 漁法／釣り、定置網、刺し網 産地／沖縄県、東京都、鹿児島県など |
| ノート | |
| 選び方 | あまり白っぽくないもの。触って張りのあるもの。目が澄んで、鰓が赤いもの。 |
| 味わい・栄養 | 旬は夏だと思う。 白身でまったくクセがない。 熱を通すと適度に締まる。 鱗は柔らかく、皮は柔らかいが強い。 |
| 切り身図鑑 | |
| 調理法 | 刺身、汁（まーす煮、潮汁）、煮つけ、フライ、ムニエル |
| 食べ方 |  刺身◆刺身は霜皮造りにしてよし。皮目に湯をかけて冷水に取り。刺身状に切る。 汁◆吸い物地の潮汁はなかなか美味。塩分濃度の高い液体で短時間に煮上げてもよい。豆腐やネギなどを添えると、より楽しい。 煮つけ◆薄味の醤油で煮ても美味。ここにも豆腐、大根などを加えてもよし。  フライ◆フライはしっとりとクセのない味わいで絶品。 他にはムニエルなど。 ■すしネタとしては寿司図鑑へ！ |
| 好んで食べる地域 | |
| 加工品・名産品 | |
| 釣り | 沖縄では船釣りの対象魚。 |
| 参考文献 | 『沖縄の漁具・漁法』（沖縄県漁業振興基金 編集沖縄県水産試験場）、『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』（中坊徹次編 東海大学出版会）、『日本の海水魚』（岡村収、尼岡邦夫編・監修 山と渓谷社） |
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