アブライカ

アブライカの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
30cm ML 前後になる。中型種。外套幅や頭幅はスルメイカより相対的に広く,腕も太い。外套背側の正中線上に暗色帯がある。雄の左右第 IV 腕が交接腕化し,左腕では基部のみが鋸歯状の肉質隆起となり,右腕では先端部の保護膜が櫛の歯状を呈する。触腕は太くて長く,掌部は幅がやや広い。触腕掌部の吸盤は4 列で,中央の 12 個が大きく,縁列のものの 3 ~ 4倍となる。触腕掌部の吸盤角質環には 14 ~ 18 個の歯が並び,そのうち 1 歯は他よりも大きい。[雄 28cm ML・1.186kg]
30cm ML 前後になる。中型種。外套幅や頭幅はスルメイカより相対的に広く,腕も太い。外套背側の正中線上に暗色帯がある。雄の左右第 IV 腕が交接腕化し,左腕では基部のみが鋸歯状の肉質隆起となり,右腕では先端部の保護膜が櫛の歯状を呈する。触腕は太くて長く,掌部は幅がやや広い。触腕掌部の吸盤は4 列で,中央の 12 個が大きく,縁列のものの 3 ~ 4倍となる。触腕掌部の吸盤角質環には 14 ~ 18 個の歯が並び,そのうち 1 歯は他よりも大きい。[雄 28cm ML・1.186kg]
30cm ML 前後になる。中型種。外套幅や頭幅はスルメイカより相対的に広く,腕も太い。外套背側の正中線上に暗色帯がある。雄の左右第 IV 腕が交接腕化し,左腕では基部のみが鋸歯状の肉質隆起となり,右腕では先端部の保護膜が櫛の歯状を呈する。触腕は太くて長く,掌部は幅がやや広い。触腕掌部の吸盤は4 列で,中央の 12 個が大きく,縁列のものの 3 ~ 4倍となる。触腕掌部の吸盤角質環には 14 ~ 18 個の歯が並び,そのうち 1 歯は他よりも大きい。
30cm ML 前後になる。中型種。外套幅や頭幅はスルメイカより相対的に広く,腕も太い。外套背側の正中線上に暗色帯がある。雄の左右第 IV 腕が交接腕化し,左腕では基部のみが鋸歯状の肉質隆起となり,右腕では先端部の保護膜が櫛の歯状を呈する。触腕は太くて長く,掌部は幅がやや広い。触腕掌部の吸盤は4 列で,中央の 12 個が大きく,縁列のものの 3 ~ 4倍となる。触腕掌部の吸盤角質環には 14 ~ 18 個の歯が並び,そのうち 1 歯は他よりも大きい。
30cm ML 前後になる。中型種。外套幅や頭幅はスルメイカより相対的に広く,腕も太い。外套背側の正中線上に暗色帯がある。雄の左右第 IV 腕が交接腕化し,左腕では基部のみが鋸歯状の肉質隆起となり,右腕では先端部の保護膜が櫛の歯状を呈する。触腕は太くて長く,掌部は幅がやや広い。触腕掌部の吸盤は4 列で,中央の 12 個が大きく,縁列のものの 3 ~ 4倍となる。触腕掌部の吸盤角質環には 14 ~ 18 個の歯が並び,そのうち 1 歯は他よりも大きい。
30cm ML 前後になる。中型種。外套幅や頭幅はスルメイカより相対的に広く,腕も太い。外套背側の正中線上に暗色帯がある。雄の左右第 IV 腕が交接腕化し,左腕では基部のみが鋸歯状の肉質隆起となり,右腕では先端部の保護膜が櫛の歯状を呈する。触腕は太くて長く,掌部は幅がやや広い。触腕掌部の吸盤は4 列で,中央の 12 個が大きく,縁列のものの 3 ~ 4倍となる。触腕掌部の吸盤角質環には 14 ~ 18 個の歯が並び,そのうち 1 歯は他よりも大きい。
30cm ML 前後になる。スルメイカに似ているが足が長く胴が太く短い。表面は小さな気孔のようなものがあり、滑らかではない。外套背中線上に暗色帯がある。吸盤の角質環には爪状のものが並んでいる。[雄 28cm ML・1.186kg]
30cm ML 前後になる。スルメイカに似ているが足が長く胴が太く短い。表面は小さな気孔のようなものがあり、滑らかではない。外套背中線上に暗色帯がある。吸盤の角質環には爪状のものが並んでいる。[雄 28cm ML・1.186kg]
表面は小さな気孔のようなものがあり、滑らかではない。

全関連コラム

珍魚度・珍しさ★★★
がんばって探せば手に入る
魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★★★
非常に美味
分類
軟体動物門頭足綱鞘形亜綱十脚形上目ツツイカ目開眼亜目アカイカ科アカイカ亜科Nototodarus属
外国名
Hawaiian flying squid
学名
Nototodarus hawaiiensis (Berry, 1912)
漢字・学名由来

漢字 油烏賊 Aburaika
由来・語源 奥谷喬司ほかの命名。表面に油を思わせるようなぬめりが感じられるためか。
別名、フィリピンスルメイカ、ハワイスルメイカ。
学名からもわかるようにハワイにも生息しており、あえてこの標準和名にした理由がわからない。

地方名・市場名
フィリピンスルメイカ ハワイスルメイカ
場所別名 

概要

生息域

海水生。
山陰・房総半島以南。
台湾、フィリピン、オーストラリア、ハワイ、チリ沖。

生態

基本情報

比較的暖かい海域にいる。中型のイカで見た目はスルメイカに似ている。
底曳き網や定置網で揚がるが非常に少ない。とれ始めると連続的に揚がるが、漁は著しく不安定である。また揚がってもわずかでしかない。流通しないで産地周辺のみで消費されている可能性が高い。
皮の剥きにくさなどの難点はあるものの、とても味のいいイカである。
珍しさ度 珍しいイカではあるが、珍イカとするには個体数が多いようである。一般的に食用として流通することはない。まれに水揚げがあるくらいだ。

水産基本情報

市場での評価/ほぼ流通に乗ることはない。イカは近年高価なので流通すると決して安くはないと思われる。
漁法/底曳き網、定置網
産地/愛知県、鹿児島県

選び方・食べ方・その他

選び方

身に張りのあるもの、体色が白くないものがいい。

味わい

旬は不明。
難点は皮は柔らかく剥きにくいことである。無理に剥がそうとすると薄皮が残ってしまう。
身は熱を通しても硬くならない。イカらしい風味も豊かである。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

アブライカの料理・レシピ・食べ方/生食(湯引き、刺身)、焼く(一夜干し)、ソテー(中華炒め、ムニエル、オイル焼き)、煮る(煮つけ)
アブライカの湯引き造 皮が剥きにくいのが難点だが、身(筋肉)の味はとてもいい。これを湯引くことで解消する。
水洗いしてできるだけ皮を剥く。これを湯に1、2秒通して氷水に落とす。表面の皮をこそげ取り、切れ目を入れて適当に切る。
手間がかかるものの、身(筋肉自体)に味があり、イカらしい風味も豊かである。もっとたくさん扱って慣れればいいのかも。
アブライカの刺身 水洗いして皮を剥く。皮がもろく、柔らかい割りに身から取りにくい。これをていねいに取り除く。包丁でこそげ取るようにするといい。これを刺身状に切る。柔らかくイカらしい風味もあり、複雑なアミノ酸が混じり合って甘味も感じられる。手間さえいとわなければとてもおいしい。
アブライカの一夜干し スルメイカに負けない味だと思っている。本種の場合漁が不安定なので干もの加工に向かないだけかも。水洗いして立て塩に10分つける。これを24時間かけて干す。風通しによってはもっと短くていい。焼くと非常に香ばしい香りがして、それだけでもこちそうだろう。皮も身も焼いても硬くならずとてもおいしい。
アブライカの炒め物 炒め物はイカ類のもっとも基本的な料理法である。水洗いして皮付きのまま切れ目を入れる。適当に切って、水分をきる。これを炒める。にんにく風味をつけた油に塩を加えた中、強火で炒め野菜を加える。写真はレタスだが、野菜はお好みで。
アブライカのムニエル 水洗いして外套膜を拍子木に切る。塩コショウして水分をとり、全粒粉(普通の小麦粉でいい)をまぶしてソテーする。今回は3月なので葉玉ねぎをソテーした。仕上げにバターを加えて風味づけする。ソテーしても硬くならず、バターとの相性もいい。パンに挟むとおいしいサンドイッチになる。
アブライカのステーキ 水洗いをして外套膜(胴)の部分を適当に切り取る。切れ目を入れて水分をよく拭き取り、塩コショウする。これを油を敷いたフライパンで、強火でソテーする。仕上げに市販のステーキソースをかけ回したが、このまま食べてもおいしい。また塩味でレモンも合う。
アブライカの頭と卵巣などの煮つけ 足と胴の間、眼の周辺が頭部である。これと内臓である鰓や卵巣、白子などを集めておく。鍋に酒・みりん・醤油・少量の水を煮立てておき、イカを加えて短時間かけて煮上げる。煮ても硬くならず、イカらしい甘みも風味も楽しめる。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど