ツノダシ

ツノダシの形態写真一覧 (スワイプで別写真表示)
25cm SL 前後になる。体高の方があり、体は微少櫛鱗で被われてサンドペーパーのようで布状に剥がすことができる。背鰭第3から7棘が伸びる。目の前方は幼魚では丸く、成長すると棘状に突出する。[成魚]
25cm SL 前後になる。体高の方があり、体は微少櫛鱗で被われてサンドペーパーのようで布状に剥がすことができる。背鰭第3から7棘が伸びる。目の前方は幼魚では丸く、成長すると棘状に突出する。[成魚]
25cm SL 前後になる。体高の方があり、体は微少櫛鱗で被われてサンドペーパーのようで布状に剥がすことができる。背鰭第3から7棘が伸びる。目の前方は幼魚では丸く、成長すると棘状に突出する。[成魚]
25cm SL 前後になる。体高の方があり、体は微少櫛鱗で被われてサンドペーパーのようで布状に剥がすことができる。背鰭第3から7棘が伸びる。目の前方は幼魚では丸く、成長すると棘状に突出する。[成魚]
25cm SL 前後になる。体高の方があり、体は微少櫛鱗で被われてサンドペーパーのようで布状に剥がすことができる。背鰭第3から7棘が伸びる。目の前方は幼魚では丸く、成長すると棘状に突出する。[幼魚]
魚貝の物知り度 ★★★★
知っていたら達人級
食べ物としての重要度
食用として認知されていない
味の評価度
食べられなくはない
分類
硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目ニザダイ亜目ツノダシ科ツノダシ属
外国名
Moorish idol
学名
Zanclus cornutus (Linnaeus, 1758)
漢字・学名由来

漢字 角出
由来・語源 別名でトゲツノダシというのもある。ツノダシは神奈川県江ノ島の呼び名。幼魚期は目の前にはなにもないのに、成長すると目が張り出し目の脇から2本の角(棘)がでるため。もしくは口が角上に突出しているためか。

Linnaeus
Carl von Linné(カール・フォン・リンネ 1707-1778 スウェーデン)。二名法を確立。
地方名・市場名

概要

生息域

海水魚。岩礁域、サンゴ礁域。
山口県萩、長崎県、鹿児島県長島町・南さつま市笠沙、伊予灘、青森県八戸〜九州南岸の太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、火山列島、沖ノ鳥島、琉球列島、尖閣諸島、南大東島。
済州島、台湾、広東省塩田、香港、東沙諸島、西沙諸島、南沙諸島、インド-汎太平洋。

生態

基本情報

基本的に食用魚ではない。むしろ観賞魚として重要。

水産基本情報

市場での評価/流通しない
漁法/定置網
産地/

選び方・食べ方・その他

選び方

味わい

旬は不明。
身は非常に薄く鱗は皮と一体化して布状。骨はあまり硬くはない。
身は血合いが感じられず、磯臭さがあり水分が多い。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

ツノダシの料理法・調理法・食べ方/揚げる(素揚げ)、煮る(煮つけ)、生食(刺身)
ツノダシの素揚げ 皮が硬く剥ぐのが面倒なので頭部を取り、水洗いして水分をきる。粉などをつけずにじっくり揚げる。揚げることでやや臭みが和らぎ、なんとか食べられるが、後から臭みがくる。


ツノダシの煮つけ 皮は剥ぎにくく、筋肉は少ない。歩留まりが悪いので焼くよりも煮た方が無駄がない。下ろしていると臭味が感じられるが煮ると締まり、臭味も和らぐ。身自体にはうま味はないが食用にはなる。
ツノダシの刺身 非常に水分が多く、少し臭味がある。鮮度が落ちやすいのかも知れない。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど

地方名・市場名

イトマキ
参考『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂) 場所和歌山県太地 
アミガサウオ[編笠魚]
参考『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂) 場所和歌山県田辺 
スミシロ
参考『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂) 場所和歌山県田辺市 
ノボリタテ
参考『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂) 場所和歌山県西牟婁郡白浜町瀬戸・白浜 
ハタムチ
参考『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂) 場所沖縄県 
ツノダシ
参考『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂) 場所神奈川県藤沢市江ノ島 
ヤリカタギ
参考『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂) 場所高知県 
タカマツ
参考『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂) 場所高知県香南市手結 
ツノマン
参考『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂) 場所鹿児島県奄美市古仁屋 
ハタチャビラ
参考『日本産魚名大辞典』(日本魚類学会編 三省堂) 場所鹿児島県奄美市名瀬