オオヤマトカマス


体長50cm前後になる。腹鰭と第一背鰭の基部前縁は同じ位置にある。鱗は小さくて取れにくい。

魚貝の物知り度 ★★★★★
知っていたら学者級
食べ物としての重要度 ★★
地域的、嗜好品的なもの
味の評価度 ★★★★
非常に美味
分類
硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目サバ亜目カマス科カマス属
外国名
Sharpfin Barracuda
学名
Sphyraena africana Gilchrist & Thompson,1909
漢字・学名由来

漢字 大大和魳、大大和梭子魚
由来・語源 ヤマトカマスに似て大型になる。

地方名・市場名

概要

生息域

海水魚。浅い内湾。
鹿児島県笠沙、琉球列島。
台湾、南シナ海北部、オーストラリア北西部、クイーンズランド-ニューサウスウェールズ、インド、ナタール、オマーン沿岸。

生態

基本情報

熱帯系のカマスで本州、九州でもあまり馴染みがない。
主に沖縄などで食べられてる。
鹿児島県南さつま市笠沙では小振りのものは青カマス(ヤマトカマス)と混同されて競りにかかるという。
意外に加工品としては鹿児島県などでは食べられているのかも知れない。

水産基本情報

市場での評価 主に沖縄県に多い魚。安い。
漁法 定置網
産地 沖縄県、鹿児島県

選び方・食べ方・その他

選び方

触って張りのあるもの。触ってぬめっとして脂を感じるもの。

味わい

旬は不明
鱗は軟らかく取りやすい。皮はやや厚め。骨は細いが硬い。
透明感のある白身だがすぐに白濁する。水分が多く鮮度落ちは早い。

栄養

危険性など

食べ方・料理法・作り方

オオヤマトカマスの料理法・レシピ・食べ方/焼く(塩焼き)
塩焼き
水分が多いので、塩をして少し寝かせてから焼きたい。皮に風味があってなかなかいける。

好んで食べる地域・名物料理

加工品・名産品

釣り情報

歴史・ことわざなど