コベルトフネガイ

Scientific Name / Arca boucardi Jousseaume,1894

コベルトフネガイの形態写真

3センチ前後になる。小型で膨らみが強く、貝殻に殻皮があり毛状になる。やや角張る。
コベルトフネガイの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
3センチ前後になる。小型で膨らみが強く、貝殻に殻皮があり毛状になる。やや角張る。
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    軟体動物門二枚貝綱翼形亜綱フネガイ目フネガイ上科フネガイ科フネガイ亜科フネガイ属

    外国名

    学名

    Arca boucardi Jousseaume,1894

    漢字・学名由来

    漢字 コベルト舟貝 Koberutofunegai
    由来・語源 平瀬與一郎の命名。
    「コベルト」はドイツの動物学者、Wilhelm Kobelt(ヴィルヘルム・コベルト 1840-1916)の名にちなむ。
    『Conchylien-Cabnet』という貝の本を後半部分の担当者。
    フネガイは
    『六介百品』にある。貝殻の形が舟に似ているためだと思われる。

    地方名・市場名

    キタノフネガイ
    備考別名。 

    生息域

    海水生。北海道南部から沖縄。
    潮間帯から浅い海の岩礁に足糸(足から分泌する)を出して付着している。

    生態

    基本情報

    これを食用にしているという地域は不明。

    水産基本情報

    漁獲方法 漁はない。

    選び方

    味わい

    一般に食用ではない。食用としている方、もしくは市域があったら連絡請う。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    調理法
    酒蒸し、みそ汁

    身自体にも旨味があり、濃厚なだしが出る。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『貝の和名』(相模貝類懇談会)
  • 主食材として「コベルトフネガイ」を使用したレシピ一覧

関連コンテンツ