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二枚貝綱マルスダレガイ目シジミ上科シジミ科
市場や各地で見られるシジミ
その他のシジミ科の二枚貝にはここから!
青森県十三湖。ヤマトシジミ
青森県小川原湖。ヤマトシジミ
茨城県涸沼。ヤマトシジミ
島根県神西湖。ヤマトシジミ
千葉県木更津市。ヤマトシジミ?
東京都多摩川河口。ヤマトシジミ
利根川産として入荷。ヤマトシジミと移入種混ざり
三重県桑名産。ヤマトシジミと黄色っぽいのが移入種
東京都日野市多摩川支流。移入種。タイワンシジミではないかと思っている
北朝鮮産。ヤマトシジミ?
ロシア産。不明
業者はロシア、ウラジオストックから輸入したという。なんだかマシジミに近い気がする
中国太湖産。一般には「バチ型シジミ」と呼ばれるもの
千葉県産。マシジミ?
食用とするシジミに関して
 江戸時代、庶民の暮らしは早朝のシジミ売りと納豆売りの売り声で明けた。このシジミというのは深川、すなわち隅田川河口の塩分を含む汽水域でとったもの。すなわちヤマトシジミである。
 今でも市場やスーパー、魚屋で売っているものは主にヤマトシジミであり、ここに少ないながら滋賀県琵琶湖からのセタシジミが入荷してくる。
 このように主に食用として流通してきたものはヤマトシジミであるが日本各地で根強く今でも食用として利用されているのがマシジミである。これは淡水に棲息するもの。すなわち山岳部では貴重なタンパク源であったのだ。ヤマトシジミに負けず劣らずにうまい出汁が出で美味であり、淡水の重要な水産物。これが河川の汚濁や過剰な工事、農業用水の整備などで減少している。
 ヤマトシジミ、セタシジミ、マシジミという我が国のシジミ科に対して近年増えてきたのが輸入シジミである。台湾、中国、韓国、北朝鮮、ロシアなどから輸入されてくる。特に北朝鮮、中国、ロシアからの輸入ものは今では市場で見ない日はないほどだ。
 この中にはヤマトシジミはもちろんであるが種名の判然としないシジミも混ざる。特にタイワンからのものは、タイワンシジミなどとされて各地で繁殖している模様。多摩地区の多摩川を初めとする河川でもシジミを見つけることができるが、これがほとんど我が国に本来棲息しているマシジミではなく種のわからない移入種に置き換わってしまっている。
 またシジミの産地である三重県、千葉県などからのヤマトシジミにもこの移入種が混ざっている。左に各地から市場にきたもの、また河川などで採取したものをのせてみたが、形・文様などを見ても非常に多彩であるのがわかるだろうか? 輸入魚貝類には便宜上和名をつけることが多いが、このシジミたちに和名がつくのは何時の日か?
●シジミの関連ページ
マシジミ
ヤマトシジミ
セタシジミ
バチ型シジミ(中国シジミ)
タイリクシジミ



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