このページは旧ページです。新ページをご利用下さい。
市場魚貝類図鑑では現在新ページへの移行を行っております。
既に一部のページを除き、新ページの方が内容が充実しております。新ページも合わせてご利用下さい。
新ページ「カマツカ」はこちら >>
コイ目コイ科カマツカ亜科カマツカ属 カマツカ
Pseudogobio esocinus
他のコイ目の魚へはここから!
魚類軟骨魚類円口類(サメ・エイ・ヤツメウナギ等)魚類スズキ目以外の目次スズキ目スズキ亜目次
スズキ目スズキ亜目以外目次魚類索引魚貝類の方言・呼び名
魚貝類の物知り度
★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ
●本サイトの無断転載、使用を禁止する
魚貝の物知り度/★★
■食用にはするが、流通することはない
 岩手県、山形県以南、四国、九州。
 カマツカという和名を知ったのは中学のときか? 川で日暮らす夏の日に、気紛れに図書館で魚類のことを調べたのである。徳島県貞光町では「えっしゅう」と呼んでいた。もう30年以上も昔のことである。
 この魚、比較的流れのある砂地の瀬にいてぺたりと底にへばりついている。釣りではかかったことがなく、「かなつき(4本に分かれた銛)」で突きとっていた。今でも知りたいのは「えっしゅう」とはなにを意味するのだろうと言うこと。「越州」とでも書くのだろうか?
■魚ばかり追いかけていたわりに魚嫌いであったため、獲物はネコの餌か、魚好きの知り合いに差し上げていた。本種を食べたのは初めてだ。郷里でもうまい魚であるということは聞いていた。刺身(洗いだろうか?)にもできるとも聞いた。ただし淡水魚、生で食べるのは恐い。炭火焼きにして、香ばしく焼き上がるのから、すだちしょうゆで食べる。やや骨っぽいものの上品な白身。「川のきす」という例えもあるそうだが、確かに似ている。
●今回のものは琵琶湖産。滋賀県高島郡今津町、西友商店(にしとも)



関連コンテンツ

サイト内検索

目次

ぼうずコンニャク本

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
魚通、釣り人、魚を扱うプロの為の初めての「高級魚」の本。
美味しいマイナー魚介図鑑
製作期間5年を超す渾身作!
美味しいマイナー魚図鑑ミニ
[美味しいマイナー魚介図鑑]の文庫版が登場
すし図鑑
バッグに入るハンディサイズ本。320貫掲載。Kindle版も。
すし図鑑ミニ ~プロもビックリ!!~
すし図鑑が文庫本サイズになりました。Kindle版も。
全国47都道府県 うますぎゴーゴー!
ぼうずコンニャク新境地!? グルメエッセイ也。
からだにおいしい魚の便利帳
発行部数20万部突破のベストセラー。
イラスト図解 寿司ネタ1年生
イラストとマンガを交えて展開する見た目にも楽しい一冊。
地域食材大百科〈第5巻〉魚介類、海藻
魚介類、海藻460品目を収録。