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形態◆身体は細長く、目が小さい。胸鰭(むなびれ)が翼状になる。胸鰭に文様はない。胸鰭の下数条が肉厚になり昆虫の足のように独立する。見た目はホウボウそっくり、胸鰭の文様で見るのがいい。
カサゴ目(Scorpaeniformes) について◆
世界中に7亜目25科約266属約1271種。
硬い骨格をもち、棘や突起などが発達する。
カサゴ亜目(Scorpaenoidei) について◆
フサカサゴ科、ホウボウ科など食用種を多く含む。
ホウボウ科(Trigidae) について◆
熱帯・温帯に約100種。
ホウボウ属、ソコホウボウ属、カナガシラ属。
■食用種にホウボウ、カナガシラ、ソコカナガシラ、カナドなど多数。
硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区
刺鰭上目スズキ系カサゴ目
ホウボウ科ホウボウ属(Chelidonichthys)
ミナミホウボウ
Chelidonichthys kumu
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魚貝の物知り度/★★★ 知っていたら通人級
食べ方◆刺身(たぶん)/鍋(ブイヤベース)/
塩焼き(干物)/ポワレ/煮つけ他

◎非常に美味
大きさ◆50センチ前後になる
生息域◆オーストラリア南岸、ニュージーランド。
生態◆調べているところ。
市場での評価・取り扱われ方◆冬から春にかけて入荷が多い。値段はやや安値安定。
ミナミホウボウの基本◆
■ニュージーランドからチルドでスポット的にまとまって入荷してくるもののひとつ。
漁獲方法◆調べているところ。
漢字◆
「南魴〈魚偏に弗〉」、「南方帽」、「南方頭」。
由来◆ホウボウで南半球に生息するという意味合い。
呼び名・方言
■市場では単に「ホウボウ」。
英名◆
Red gurnard
◆食べてみる◆
 空輸とはいえ、やはり鮮度はいまひとつ。ただし国産の小型のものよりはイイかも知れない。刺身ではホウボウと区別がつかない。甘味旨味とも充分であり、うまい。
 また鍋物、煮つけ、フライなどいろいろ使えそうである。
 利用法はホウボウとまったく同じ。
●八王子総合卸売センター高野水産



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