テナガオオホモラ

Scientific Name / Paromola macrochira (Sakai,1961)

テナガオオホモラの形態写真

甲長180mm、甲幅150mm前後になる。第5脚が極端に小さく、先がレンチのようになっていて貝殻などを背負うことができる。甲羅は楕円形で手足が極端に細く、長い。[雄]
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甲長180mm、甲幅150mm前後になる。第5脚が極端に小さく、先がレンチのようになっていて貝殻などを背負うことができる。甲羅は楕円形で手足が極端に細く、長い。[雄]甲長180mm、甲幅150mm前後になる。第5脚が極端に小さく、先がレンチのようになっていて貝殻などを背負うことができる。甲羅は楕円形で手足が極端に細く、長い。[雄]甲長180mm、甲幅150mm前後になる。第5脚が極端に小さく、先がレンチのようになっていて貝殻などを背負うことができる。甲羅は楕円形で手足が極端に細く、長い。[雌]甲長180mm、甲幅150mm前後になる。第5脚が極端に小さく、先がレンチのようになっていて貝殻などを背負うことができる。甲羅は楕円形で手足が極端に細く、長い。[雌]第5脚が極端に小さく、先がレンチのようになっていて貝殻などを背負うことができる。
    • 珍魚度・珍しさ

      ★★★★
      めったに出合えない
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度


      食用として認知されていない
    • 味の評価度

      ★★★
      美味

    分類

    節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目短尾下目ホモラ上科ホモラ科オオホモラ属

    外国名

    学名

    Paromola macrochira (Sakai,1961)

    漢字・学名由来

    漢字 手長大ほもら
    由来・語源 ホモラ科ホモラ属の「Homola」をそのままつけたもの。なかでも手が長いという意味。
    T.Sakai
    酒井 恒(さかい つね 1903-1986)。動物学者。カニの研究で知られ。『日本蟹類図説』などの著書がある。

    地方名・市場名

    生息域

    海水生。水深250〜380メートルの砂泥地、泥地。
    東京湾から土佐湾。

    生態

    基本情報

    東京湾以南の刺網や底曳き網で揚がるもので、非常に大型で目立つので希に売り買いの対象になる。
    珍しさ度 珍しいカニと考えてもいいと思われる。ほぼ流通しないために

    水産基本情報

    市場での評価 流通しない。
    漁法 底引き網
    産地 静岡県

    選び方

    原則的に生きているもの。液体などがこぼれていないもの。

    味わい

    旬は不明。
    手足が細く甲下の身は少ない。食べられるのは主に脚である。
    熱を通すと痩せる。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    テナガオオホモラの料理・レシピ・食べ方/ゆでる・蒸す、みそ汁
    茹でテナガオオホモラ
    テナガオオホモラの塩ゆで 足が細くて長い。甲羅下にも身はあまりない。身自体はカニらしい風味と甘味があって美味。食べる部分が少ないのが残念。


    テナガオオホモラのみそ汁
    テナガオオホモラのみそ汁 適宜に切り、水から煮出してみそをとき入れると、うまいみそ汁になる。

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/菊池利夫さん(沼津市)、田中水産(鹿児島県鹿児島市)
    『相模湾産深海性蟹類』(葉山しおさい博物館)
  • 主食材として「テナガオオホモラ」を使用したレシピ一覧

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