新コンテンツはこちら
硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スメグマモルフォ系ボラ亜系ダツ目メダカ亜目メダカ科メダカ属  メダカ Oryzias latipes (Temminck and Schlegel)
ダツ目他の魚へはここから

魚貝類の物知り度
★これを知っていたら学者 ★★これを知っていたら達人 ★★★これを知っていたら通 ★★★★これは常識 ★★★★★これ知ってなきゃハジ
●本サイトの無断転載、使用を禁止する
埼玉県の用水路で採取した天然のメダカ
一般にペットショップなどで売られているヒメダカ
徳島県美馬郡での
メダカの方言

 メダカは吉野川の北岸(北方)に多くて、南岸にはほとんどいなかった。南岸にも見ることができるのは間違いなく穴吹町より東である。このメダカのいない南岸では小さな魚、オイカワ、ウグイの稚魚のことを「のみんじゃこ(農民じゃこ、もしくはノミじゃこ?)」と呼んでいた。ただこれが北岸ではメダカのことを指す言葉になる。この「のみ(ん)」とつくメダカの方言は多くて、『日本産魚名大図鑑には12もある。
物知り度/★★★★★
●新潟県栃尾市周辺では食用とされる
生息域◆本州から沖縄までの平野部。
大きさ◆3、4センチ
漢字◆「目高」。参考/広辞苑
呼び名・方言◆調べているところ
食べ方◆ 佃煮/唐揚げ?

 メダカには天然で繁殖している黒っぽいものと、観賞用に作り出されてヒメダカがある。
 さてメダカがいる場所は田などの用水路や、小さな小川(溝)などである。それなら田舎ならどこでもいるだろうと思ったら大間違いである。田押し(圃場整備)、農薬、はたまた住宅地の造成などでメダカは激減している。いざ探すと、メダカの姿を見るのは至難である。メダカが育つためには、用水路や溝などが一年を通して水がなければならない。そんな安定した場所がほとんど残されていないのだ。
 これはもう40年近く前の話、小学校4年生の頃のことであるが、我が故郷、徳島県美馬郡貞光町にはメダカがいなかった。それまでメダカだろうと思っていたのはオイカワ、ウグイの稚魚。田も小川(溝)もあるのに、メダカがいないのだ。それがある日、級友が隣町でメダカをつかまえて来た。「これがメダカじゃ」と見たものはまったく未知の魚。すぐに自転車で1時間はかかる隣町にメダカとりに出かけた。隣町美馬町は吉野川北岸、北方といわれる地で見遥かす限りの田園地に古刹が点々と見える。この寺の境内に巡らされた水路に、それは無数のメダカがいる。この「メダカ取り」が小学校で流行ってしまったために、問題となったほどであった。すなわちメダカというのはできるだけ緩やかな流れ、すなわち平野に多いのだということである。
■新潟県栃尾市では唐揚げなどにして食べられている。また養殖もされているという。文献などで見ただけなのだが、詳細を御存知の方は教えていただきたい



関連コンテンツ