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節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目根鰓亜目クルマエビ科クマエビ属

クマエビ(kumaebi)

魚貝の物知り度

★★★★ 知っていたら達人級

代表的呼び名 アシアカ
学名 Penaeus (Penaeus) semisulcatus De.Haan.1844
外国名 英名/Green tiger prawn
同科同属 他のクルマエビ科のエビにはここから!
漢字・由来 漢字/隈蝦、隈海老。
由来・語源/調べているところ
地方名・市場名

アシアカ(足赤)、アカアシ、アカエビ(赤えび)、カラス、ミズヒキエビ。

形態 体長13センチくらいになる。体色は黒褐色から茶褐色、脚が赤い。
生息域 海水生。千葉県房総半島以南。韓国、東南アジア、オーストラリア、フィジー、地中海東部。
生態 ■産卵期は6月下旬(8月)から8月(10月)。
■卵は一度脚で抱えない。そのまま放卵する。
■孵化したものがノウプリアス期、ゾエア期、ミシス期(ともにプランクトン)生活を送り、稚エビとなる。
基本情報 大型のクルマエビの仲間で、関東以西の内湾などに普通に見られる。
熱を通すと赤の発色が強く味がいいので高級なエビのひとつ。
すしネタ、天ぷら、フライなど用途も広い。
流通するものは総て天然もの。
国内では主に西日本でとれ、中部以東の東日本では少ない。
近海でとれるものはわずかで、市場に出回っているほとんどが輸入もの。
熱帯太平洋域やインド洋、アフリカ東岸などから冷凍輸入され、様々にパッケージされ市場に出回っている。
水産基本情報 水産物としての重要度/★★★ 重要性は平凡
市場での評価/国産は非常に少ない。主に冷凍輸入もの。値段は高くて安定。
漁法/刺し網、底曳き網
産地/パプアニューギニアなど
ノート
選び方 原則的に生きているもの。黒く、赤い足は赤いものがいい。白っぽいもの。張りのないものはさける。
味わい・栄養 旬は冬から春。
主に冷凍流通。
赤の発色が強く、肉はしまってほどよく繊維質。
甘み、エビの風味、旨みともに豊か。
切り身図鑑
調理法 揚げる(フライ、天ぷら)、焼く、ゆでる
食べ方 フライ◆日本の洋食の代表的なメニュー。天ぷらよりも厚みのある衣であるために、熱を通すとしまる身はより豊潤でエビの香りも高い。その上、パン粉の香ばしさがさっぱりした味わいを生む。



天ぷら◆小振りのものは天ぷらにする。熱を通すことで、ほどよく赤く染まり、見た目にも美しい。
塩焼き◆小振りのものを振り塩して炭火などで焼く。短時間に強火で焼くのがよい。エビの香りが高く、身にはほろっと甘みがあってうまい。



ゆでる◆殻つきのままゆでる。赤の発色がよく、身はよく締まる。甘み、旨みともに十二分にあり、エビの風味がたって美味。
すしネタとしては寿司図鑑へ!
好んで食べる地域

車えび雑煮/鹿児島県。「焼車えび」をだしにして作る鹿児島特有の雑煮。「焼車えび」を水に漬けて一昼夜もどし、そのまま30分から40分煮る。一度エビを取りだして、干しシイタケの戻し汁、昆布だし(昆布鰹節だしでも)を加え、酒、塩、醤油で上品に吸い物にする。焼くか、吸い地で煮た餅を椀に入
れ、干しシイタケ、エビを盛り合わせ、青菜を加える。
加工品・名産品

焼車えび/鹿児島県出水市で作られている。八代海で行われる打たせ網漁でとれたクマエビを松の薪であぶり焼きにし、干したもの。2010年12月現在で10尾で15000円前後、大型のものは20000円を超える。
釣り
参考文献 『原色日本大型甲殻類図鑑』(三宅貞祥 保育社)、『海の甲殻類』(峰水亮 文一総合出版)、『新版 水産動物学』(谷田専治 恒星社厚生閣)、『魚と貝の事典』(望月賢二 柏書房)、『鹿児島の料理』(今村知子 春苑堂出版)



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