新コンテンツはこちら
このページは旧ページです。新ページをご利用下さい。
市場魚貝類図鑑では現在新ページへの移行を行っております。
既に一部のページを除き、新ページの方が内容が充実しております。新ページも合わせてご利用下さい。
新ページ「イトヒキアジ」はこちら >>

顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系
スズキ目スズキ亜目アジ科イトヒキアジ属

イトヒキアジ(itohikiaji)

魚貝の物知り度

★★★★ 知っていたら達人級

学名 Alectis ciliaris (Bloch,1788)
外国名 英名/Giliated threadfish
同科同属 他のアジ科の魚へはここから!
漢字・由来 漢字/糸引鰺。
由来・語源/神奈川県三崎での呼び名。相模湾などでは成魚ではなく背ビレ尻ビレの伸びた幼魚が主に見られる。この幼魚期の背ビレ、尻ビレの伸びている模様から。
代表的な呼び名
地方名・市場名

■三重県尾鷲市ではイトマキ(糸巻き)(参考/一日一魚)。
■和歌山県串本ではカガミ、カガミウオ。
■鹿児島県南さつま市笠沙ではエバ。
■長崎魚市場ではギンアジ(銀鰺)。
■アベクロギ、イトヒキ、イトヒキダイ、ウマヒキ、エバアジ、カガシダイ、カガミダイ、カクアジ、カンザシダイ(簪鯛)、カクアジ(角鰺)、カネタタキ(鉦叩)、コマヒキ、キョウゲンウオ(狂言魚)、ノボリサン、ノボリタテ(幟立て)、ハニビラヒラヤグヮ、マガツオ、ユダヤーグワー。

形態 1メートルを超える成魚になると背鰭、尻鰭が短くなり、身体が長くなる。
(下)幼魚は身体が真四角に近く、背鰭、尻鰭が長い。


生息域 海水魚。南日本、世界中の熱帯域に棲息。
内湾など沿岸の水深100メートルより浅場。
幼魚は宮城県などでも見られる。
生態
基本情報 関東などでは秋に幼魚がとれ、三重、和歌山から九州では成魚もとれる。
幼魚はまとまってとれるが評価は低く、雑魚に近い扱い。
成魚もあまり評価は高くない。
地域的なもの。
水産基本情報 水産物としての重要度/★★ 地域的な水産物
市場での評価/ヒレの伸びた幼魚は秋などにまとまって入荷。安い。成魚も安い。
漁法/定置網
産地/神奈川県、大分県、和歌山県など
ノート
選び方 銀色に輝いているもの。触って張りのあるもの。眼が澄んでいるもの。
味わい・栄養 ★★★ 美味
成魚の旬は春から初夏。幼魚は秋。
鱗はほとんど気にならず、皮は薄い。
透明感のある身で血合いは薄い。
ほどよく繊維質で身離れもいいがうま味は少ない。
切り身、下ろした状態の図鑑
寄生虫
すしネタ すしネタとしては寿司図鑑へ!
調理法 刺身、煮つけ、唐揚げ、塩焼き、バター焼き
食べ方



刺身◆大型は刺身にもなる。淡泊でうま味が少なく平凡な味わい。


煮つけ◆醤油のうま味が淡泊な味わいを補ってくれる。


唐揚げ◆小型は丸のまま唐揚げにして微意。
塩焼き◆大型は塩焼きにしてやや美味。
バター焼き◆大型はムニエル、小型は沖縄風に塩コショウしてバターで焼く。最後に醤油をからめてもよい。

好んで食べる地域
加工品・名産品
釣り
参考文献 『図説有用魚類千種 正続』(田中茂穂・阿部宗明 森北出版 1955年、1957年)、『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)、『新釈魚名考』(榮川省造 青銅企画出版)、『日本の海水魚』(岡村収、尼岡邦夫編・監修 山と渓谷社)



関連コンテンツ